2020.07.17 08:36

室戸から宿毛まで6校連合で挑む 高校野球・高知県夏季特別大会

投打で活躍が期待される宿毛の山下周平。「バックに声を掛けて一つずつアウトを取りたい」(宿毛高グラウンド)
投打で活躍が期待される宿毛の山下周平。「バックに声を掛けて一つずつアウトを取りたい」(宿毛高グラウンド)
合同練習3回 「全力プレーで勝利を」
 18日に開幕する高校野球の「2020高知県夏季特別大会」に、室戸高校・丸の内高校・高岡高校・幡多農業高校・宿毛高校・清水高校の6校が連合チームで出場する。6校による連合は、県内で過去最多。東は室戸、西は宿毛と200キロ以上離れた学校が一つになるチームの誕生に、選手たちは「端っこ同士の連合にびっくり。何とか1勝したい」と気合を入れている。

「いろんなチームの人と関われて良かった」。打撃練習に打ち込む丸の内の松田宗司(丸の内高グラウンド)
「いろんなチームの人と関われて良かった」。打撃練習に打ち込む丸の内の松田宗司(丸の内高グラウンド)
 現在、各校の部員数は室戸4人、丸の内4人、高岡3人、幡多農1人、宿毛3人、清水1人。3年生は室戸と丸の内に各1人、宿毛に2人で、計4人が最後の夏に臨む。

 当初は室戸・丸の内と高岡・幡多農・宿毛・清水の連合2チームが編成される計画だった。しかし、新型コロナウイルスの影響による休校もあって、思うように新入部員が集まらず、6校で組むことになった。

 室戸と丸の内は4年続けて同じ連合チーム。ともに3年生の室戸・山川将輝と丸の内・松田宗司は1年の時から“チームメート”。「自分のチームの部員と同じくらいコミュニケーションが取れている」(山川)という。そこに幡多地域の学校が加わった。宿毛の3年生でエースの山下周平は「6校と聞いて驚いた。うまく練習できるのかなと心配だった」という。

 練習場所は主に高知市内の県立高校共同グラウンド。各校でテスト期間が違ったり、雨天で練習が中止になったりして、6月以降、6校がそろった練習は3回だけ。それでも何とか連係を深めようと、数少ない合同練習で各校選手が積極的に声を掛け合った。

 連合チームの主将を務める松田は「連合チームでも自分たちの成果を発揮できる場があるのはうれしい。全力でプレーして勝ちたい」と意気込んでいる。

 ハンディキャップを乗り越え、6校で挑む夏舞台。初戦は18日に伊野商と戦う。(仙頭達也)

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