高知県立美術館夏の定期上映会真夏に味わうSF&ホラー ~ウルトラQ、ウルトラマン、大林宣彦~

空想特撮ドラマ『ウルトラQ』は、まさにウルトラマンシリーズの原点の要素が詰め込まれた作品です。制作された1960年代中旬は、東京オリンピック開催後の高度経済成長期真っ只中。誰もが希望に胸を膨らませていた時代に、コミカルかつ創造性豊かに、社会への警鐘を鋭く鳴らしています。
この他、言わずと知れた『ウルトラマン』『帰ってきたウルトラマン』から、ヒーローのイメージを覆す衝撃作を上映。ウルトラマンが正義とも、怪獣が悪とも限らない、自戒を込めたメッセージが光る作品をお届けします。
あわせて、“尾道三部作”などで知られ、今年惜しまれつつ亡くなった名匠、大林宣彦監督の作品から、初期の抒情的な自主制作16ミリフィルム『ÉMOTION=伝説の午後・いつか見たドラキュラ』と、火曜サスペンス劇場で放送された伝説のホラードラマ『可愛い悪魔』を上映します。
『ウルトラQ』の「2020年の挑戦」に描かれた年を迎えた本年。人類が厳しい問題に直面している今だからこそ、空想し創造することの自由や楽しさにあふれた世界に浸ってみませんか。
開催日 | 8月15日、16日 |
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場所 | 高知県立美術館ホール |
住所 | 高知市高須353-2 |
時間 | 【Aプログラム】10:00~12:50 【Bプログラム】14:00~16:15 |
入場料・参加料 | 1プログラム 一般1000円、高校生以下500円 ※前売り券の販売はありません |
公式HP | https://moak.jp/event/performing_arts/_sf_q.html |
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