2020.07.10 08:33

高知県内 土砂災害警戒を 安芸市で3世帯孤立

 高知県内は梅雨前線の影響で、大気が非常に不安定な状態が続いている。10日朝には前線上の朝鮮半島付近で低気圧が発生する見通し。前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、11日にかけて大雨が続く恐れがある。

 5日午後3時の降り始めから9日午後6時までの総雨量は、安芸郡馬路村の魚梁瀬で597・5ミリ、香美市の大栃で421・0ミリ、香美市の繁藤で355・5ミリ。魚梁瀬は3日から9日午後6時までの総雨量が1083・5ミリとなり、鹿児島県鹿屋市(1088・5ミリ)に次いで全国2番目に多い。

 安芸市では市道2カ所の土砂崩れで、別役集落の3世帯4人が8日夕方以降、孤立状態となっている。安芸市職員が10日にも発電機用のガソリンや食料を運ぶ予定。

 10日に予想される1時間雨量は高知県全域の多い所で40ミリ、同日午後6時までの24時間雨量は県全域で200ミリと予想されている。高知地方気象台は、降り続く雨の影響で土砂災害の危険が高まっている所があるとし、低い土地の浸水や河川の増水などにも注意、警戒するよう呼び掛けている。 (海路佳孝、森部智成)

カテゴリー: 主要環境・科学安芸

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