2020.07.09 08:18

「疫病退散」の文化紹介 コロナ収束願い県立歴民館がコーナー展

疫病退散にまつわる玩具や行事などを紹介した企画展(南国市の県立歴史民俗資料館)
疫病退散にまつわる玩具や行事などを紹介した企画展(南国市の県立歴史民俗資料館)
 病や悪霊を追い払う祈りの歴史や文化を紹介する「疫病退散展」が、高知県南国市岡豊町の県立歴史民俗資料館で開かれている。新型コロナウイルス感染症の収束を願う企画で、9月6日まで。

「姫魚」の絵図。角が生えた女の顔に、剣のような尾びれが特徴的(南国市の県立歴史民俗資料館)
「姫魚」の絵図。角が生えた女の顔に、剣のような尾びれが特徴的(南国市の県立歴史民俗資料館)
 牛の人形「赤べこ」(福島県)、嫁入り人形「ほうこさん」(香川県)など、会場には古くから天然痘よけとして伝わってきた郷土玩具や呪符、お札など約30点が並ぶ。

 宇佐村(現土佐市)の僧による「真覚寺日記」は、幕末に流行したコレラについて記録。玄関にヤツデの葉をつるしたり、頭に唐辛子を載せたりと、さまざまな疫病よけに頼る人々が描写されている。稲の害虫となったとの言い伝えが残る平家の武将、斎藤実盛の霊を慰める高岡郡越知町の伝統行事「虫送り」も写真で紹介している。...

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