2020.07.06 08:40

中村宿毛道路が全通 平田―和田間 完成祝う

開通した中村宿毛道路の平田IC―宿毛和田IC間を通行する車列(宿毛市押ノ川=写真はいずれも島本正人撮影)
開通した中村宿毛道路の平田IC―宿毛和田IC間を通行する車列(宿毛市押ノ川=写真はいずれも島本正人撮影)

 中村宿毛道路の最後の工事区間、平田インターチェンジ(IC)―宿毛和田IC間(7・6キロ)が5日開通した。同日午後5時に一般通行が始まり、多くの車が列を成した。

 中村宿毛道路は四万十市古津賀から宿毛市和田までの23・2キロ(一部一般道)で、将来は「四国8の字ネットワーク」の一部となる。1976年に事業着手し、総事業費は1330億円。

 開通した平田IC―宿毛和田IC間は2007年に着工。当初19年度内の完成を見込んでいたが、昨年11月に地下水が原因の路面沈下が見つかり、開通が遅れていた。制限速度は70キロで、片側1車線(一部追い越し車線あり)の緩やかなカーブと坂道が続く。通行は無料。

テープカットなどで中村宿毛道路の全通を祝った開通式(宿毛市和田の和田トンネル)
テープカットなどで中村宿毛道路の全通を祝った開通式(宿毛市和田の和田トンネル)

 5日は午後2時から、開通区間の和田トンネル内で開通式。国土交通省四国地方整備局の小林稔局長が「四国8の字ネットワーク早期開通の弾みになる」とあいさつ。浜田省司知事も「幡多地域の観光振興や防災力向上につながる」と喜んだ。近隣の首長や県選出国会議員ら約30人がテープカットで全線開通を祝った。

 午後5時に一般通行が始まると、続々と車が“新道”へと入っていった。宿毛市内で働く四万十市の男性(45)は家族を乗せて通行。「今まで以上に近くなった気がした。行き来が増えて幡多が活性化したらいいですね」と話していた。(新妻亮太)

カテゴリー: 社会幡多

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