2020.06.27 08:51

24歳愛猫「シニアの星」 南国市 平均寿命10年超 人間なら112歳

24歳4カ月の雌猫、チェリー。ソファの上がお気に入り(写真はいずれも南国市緑ケ丘3丁目)
24歳4カ月の雌猫、チェリー。ソファの上がお気に入り(写真はいずれも南国市緑ケ丘3丁目)
食欲旺盛 自力でトイレも
 人間に換算すると112歳の雌猫が、南国市緑ケ丘3丁目の高橋健一郎さん(75)、美賀さん(72)夫妻の家で暮らしている。実年齢24歳4カ月の「チェリー」。平均寿命を10年余り上回ったが、持病もなく食欲も旺盛だ。ご近所さんにも「シニアの星。あやかりたいねえ」とかわいがられている。

若かりし頃のチェリーの写真と、生年月日などが記された予防接種証明書など
若かりし頃のチェリーの写真と、生年月日などが記された予防接種証明書など
 チェリーは1996年3月、静岡県南伊豆町生まれ。夫妻の次女で、当時大学生だった菜美さん(45)=埼玉県=が、友人の両親が営む南伊豆動物病院から引き取った。名前の由来は、同年のスピッツのヒット曲「チェリー」。

 15年前、菜美さんの結婚を機に高橋さん宅へ。ベランダから飛び降りて物干し台を曲げるなどおてんばで、「手が掛かりました」。それでも健一郎さんが車で帰宅すると、玄関で出迎え。耳や頭をなでると、気持ちよさそうな顔でにまーっ。「一緒にいると癒やされるし、かわいくなってね」。すっかり家族の一員だ。

 寄る年波でおとなしくはなったが、水飲みやトイレにはちゃんと歩く。健一郎さんの朝食のサバやサケに目がなく、焼き上がると「にゃ~っ」と催促する。

 ペット保険最大手のアニコム損害保険(東京都)によると、猫の平均寿命はここ10年で0・5歳延びて14・2歳(人間換算72歳)。敬老の日に行う長寿表彰でも、ここ5年の最高齢は23歳という。

 チェリーの健在を知った南伊豆動物病院の吉沢昭院長(73)は、「肥満を避け、屋内でヌクヌクの生活だと長生きする傾向がある。飼い主のサポートのたまもの」と感心する。

 チェリーは3年前に頭部のしこりをがんと診断されたが、その後しこりは消えたとか。高橋さん夫妻は「運もあるのでしょう。いつの間にか私らより“年上”になって」と笑いながら、「お互いに元気でいつまでも」と今後も愛猫の超長寿を願っている。

 ちなみに猫の寿命のギネス世界記録は38歳3日で、人間なら168歳。(横田宰成)

カテゴリー: 主要社会香長

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