2020.06.08 08:25

渓鬼荘7年ぶり茅葺き替え 吉井勇の没後60年「顕彰の機運高めたい」

茅葺き屋根の修復作業をする川上義範さん=中央=ら(写真はいずれも香美市香北町猪野々)
茅葺き屋根の修復作業をする川上義範さん=中央=ら(写真はいずれも香美市香北町猪野々)
 漂泊の歌人、吉井勇(1886~1960年)が隠せいした高知県香美市香北町猪野々の「渓鬼荘」でこのほど、2013年以来となる茅葺(かやぶ)き屋根の葺き替えが行われた。今年は勇の没後60年で、施設を管理する香美市立吉井勇記念館は「ゆかりの地として顕彰の機運を高めたい」としている。 

 渓鬼荘は吉井勇が1934年に旧猪野沢温泉に構えた草庵(そうあん)。勇は父親が残した借金や妻の醜聞で傷ついた心を住民との交流を通して癒やし、多くの歌を詠んだ。

 建物は1964年に旧香美郡香北町が買い取り、2006年に吉井勇記念館敷地内に移築。2014年には国登録有形文化財に指定された。...

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カテゴリー: 社会香長

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