2020.06.04 08:32

万次郎と龍馬 船乗りの軌跡 県立龍馬記念館で企画展

 ジョン万次郎(1827~98年)と坂本龍馬(1835~67年)は、いずれも数々の船舶に乗り組んだ。高知県立坂本龍馬記念館(高知市浦戸)で開かれている企画展「幕末と船―万次郎から龍馬へ」は、西洋式船舶の技術革新と、2人の軌跡を重ね合わせた。6月23日まで。 

■蒸気船の登場
 欧米では19世紀初頭に蒸気船が実用化された。幕末日本には蒸気船を自前で建造する技術力がなかったため、輸入に頼った。土佐藩も幕末までに、帆船を含む8隻を外国から調達した。

 企画展では多くの船が紹介されているが、ここでは3隻を取り上げよう。

【写真1】幕府艦船「順動丸」を描いた絵図(琴平海洋博物館蔵)
【写真1】幕府艦船「順動丸」を描いた絵図(琴平海洋博物館蔵)
 幕府艦船「順動丸」(写真1)は英国で建造された。舷側に水車型の推進機を備えた「外輪蒸気船」だ。勝海舟が、何度も龍馬を伴って乗船した。...

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カテゴリー: 文化・芸能坂本龍馬高知中央文化

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