2020.06.04 08:42

【動画】体長70センチ 巨大ウミウシ むろと廃校水族館に登場



口を広げた巨大ウミウシ(室戸市のむろと廃校水族館)
口を広げた巨大ウミウシ(室戸市のむろと廃校水族館)
 地球外生命体をほうふつとさせる体長約70センチの巨大ウミウシが、むろと廃校水族館(高知県室戸市室戸岬町)で展示されている。水槽で桃色の軟体を妖しくくねらせる姿に、驚きの声が上がっている。

 1日午前、室津港に係留する船の間で、地元漁師が「見たことない、不思議なもん」を発見。連絡を受けたむろと廃校水族館職員が駆け付け、たもですくい上げた。

 ウミウシを研究するむろと廃校水族館学芸員の千原周さん(25)によると、見つかったのはヤマトメリベの仲間。体長4、5センチのものが多いウミウシでは最大級の種で、深海の海底に生息。エビやカニといった甲殻類を大きな口で投網のように包み、捕食する。雌雄同体で、春ごろに産卵のため浮上する。大きいものは50センチ超になるというが、今回は千原さんも「大きすぎて衝撃を受けた」という。

 巨大ウミウシは水槽でゆらゆら漂い、口を広げたりすぼめたり、背中の突起を揺らしたり。寿命は1年ほどのため、むろと廃校水族館で見られる期間は短そうという。(大野耕一郎)

カテゴリー: 主要社会室戸

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