2020.06.03 08:37

牧野記念財団のほ場に未検疫の植物 共同研究企業が中国から

違法に持ち込まれた植物が栽培されていた高知県牧野記念財団のほ場(南国市前浜)
違法に持ち込まれた植物が栽培されていた高知県牧野記念財団のほ場(南国市前浜)
植物ウイルス検出 周辺影響なし
 高知県立牧野植物園を運営する高知県牧野記念財団(水上元理事長)の実験ほ場に2016年、中国から違法に植物が持ち込まれていたことが、2日までに分かった。高知県牧野記念財団と薬用植物を共同研究している小林製薬(大阪市)の職員が、植物防疫法に定められた検疫を受けずに日本国内へ持ち込み、栽培中に植物ウイルスが検出された。人には感染しないウイルスで、周辺の植物への影響も確認されていないが、農林水産省は小林製薬に再発防止を求める行政処分を行った。

 農林水産省などによると、未検疫で持ち込まれていた植物は「オニユリ」「カラスビシャク」の2種類。

 小林製薬中央研究所(大阪府茨木市)の職員が2016年10月、中国から数回に分けて球根を手荷物で持ち込み、関西空港と羽田空港で検疫を受けないまま、高知県牧野記念財団が研究用に使っているほ場(南国市前浜の2カ所と南国市岡豊町、南国市大埇乙と高知市種崎の各1カ所)に運んだ。日本国内に持ち込んだ量や、実験ほ場に運んだ量は分からないという。高知市五台山の牧野植物園には持ち込まれていない。...

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カテゴリー: 社会事件事故

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