2020.05.30 08:35

給食に「サメのフライ」ユズ風味で好評!土佐清水市の小中7校

漁業被害学ぶ
サメのフライを楽しむ児童(土佐清水市幸町の清水小学校)
サメのフライを楽しむ児童(土佐清水市幸町の清水小学校)

 高知県土佐清水市の小中学校、全7校の給食(約740食)に28日、ユズ風味のサメのフライが登場した。漁業被害をもたらす“悪役”ながら、児童生徒らは「サメおいしい~」と笑顔で味わっていた。
 
 足摺岬沖では、サメがサバ立て縄漁の漁獲を食い荒らすほか、漁具を破損させるなどの被害が深刻。県土佐清水漁業指導所などが、被害軽減と漁業者の収入増につながる活用策を模索しており、今回、学校給食への提供を試みた。
 
 今年1月には、おいしい食べ方の研究を任された清水小5、6年の給食委員10人が、竜田揚げなど3種類を試作。一口サイズの身に片栗粉をまぶして揚げ、県産ゆず酢、しょうゆ、砂糖でつくったたれを絡めたフライが採用された。
 
 同校の5年生のクラスではこの日、一円紘嘉(ひろか)栄養教諭(26)がサメ被害や給食委員の取り組みを紹介。児童は「臭くて固いイメージやったけど、おいしい」「ユズの香りがいい」とぱくぱく。「いろんな人に食べてもらって、漁師さんが困っていると知ってほしい」などと話していた。
 
 一円さんは「サメは淡泊でアレンジしやすい。食育の題材としてもよく、加工の流れを知れば流通の勉強にもなる。これからも使っていけたら」と話していた。(山崎彩加)

カテゴリー: 幡多教育教育高知のニュース

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