2020.05.26 08:35

黒潮町・大方高校で女子サッカー部始動 セレッソの申さん指導

部活動でミニゲームをする申政勲監督と部員(黒潮町入野の西南大規模公園)
部活動でミニゲームをする申政勲監督と部員(黒潮町入野の西南大規模公園)
 高知県幡多郡黒潮町入野の大方高校に女子サッカー部が誕生し、5月中旬から活動を始めた。監督を務めるのは、セレッソ大阪から派遣された申政勲(シンジョンフン)さん(29)。高知県内では高知市以外で唯一の女子サッカー部で、大方高校は学校や地域の活性化にもつなげたいとしている。

 高知県教育委員会によると、県内で女子サッカー部があるのは高知高校、高知商業高校、高知東高校の3高校。

 大方高校が女子サッカー部設立に動きだしたのは2年ほど前で、入学者の減少が続く中、特色ある部活をつくることが狙い。近くの土佐西南大規模公園に人工芝グラウンドがあるほか、町内の中学サッカー部が精力的に活動していることなどから、女子サッカー部の立ち上げを決めた。

 その後、スポーツツーリズムに取り組んでいる町と力を合わせ、指導者探しに奔走。セレッソから高知ユナイテッドSC・レディースチームのコーチに派遣されていた申さんに白羽の矢を立てた。

 申さんは今春、黒潮町に移住。黒潮町スポーツ指導員の仕事も担当しながら、週5日間、部活動を指導する。

部活動後に談笑する(左から)申政勲監督、岡崎江海さん、喜多あすかさん、吉田愛華さん(黒潮町入野の大方高校)
部活動後に談笑する(左から)申政勲監督、岡崎江海さん、喜多あすかさん、吉田愛華さん(黒潮町入野の大方高校)
 部員は現在、1年の喜多あすかさん(16)、吉田愛華さん(15)、3年の岡崎江海(えみい)さん(18)の3人。小学3年からサッカーを続けている喜多さんは、“女子部”目当てに入学したといい、「高校でも部活でサッカーできるのがうれしい」と笑顔を見せる。

 新型コロナウイルスの影響で休校が続いていたため、練習は21日が初日。「親指と小指を意識してボールを触ってみて」と申さんのアドバイスを受けながら、パス練習、ミニゲームなどを行った。

 申さんは「試合ができるように11人集めるのが目標。サッカーって楽しいんだよ、ということを伝えたい」と話している。(今川彩香)

カテゴリー: スポーツ幡多

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