2020.05.23 08:40

H2B光跡 高知で見えた こうのとり打ち上げ 香南市で撮影

水平線上から続くH2Bロケットの赤色の光跡の連続合成写真(21日未明、香南市吉川町吉原=前田雄亮さん撮影)
水平線上から続くH2Bロケットの赤色の光跡の連続合成写真(21日未明、香南市吉川町吉原=前田雄亮さん撮影)

 最終となる無人補給機「こうのとり」を載せ、21日未明に鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられたH2Bロケットの光跡を、高知みらい科学館の学芸員、前田雄亮(ゆうすけ)さん(40)が香南市で撮影した。

 国際宇宙ステーションに食料などを輸送する同補給機は、2009年に初号機を打ち上げ、今回の9号機を最後に、H2Bと共に引退する。

 21日午前2時31分に打ち上がり、15分後に予定の軌道へ。前田さんは、同市の吉川展望台(種子島まで直線距離約430キロ)から、赤色のロケット光跡をカメラで連続撮影した。H2Bが地球の周りの衛星軌道に入ろうと、斜めに進路を取る様子をとらえている。「夜間で天気が良ければ、今後のロケット打ち上げも高知から光跡を見られそう」と話す。

 同科学館は、新型コロナウイルスの影響で1カ月以上休んでいたプラネタリウム上映を、同日から再開。前田さんは「夏にかけて星がきれいな季節になっていく。プラネタリウムで星や宇宙のことを学んでほしい」と呼び掛けている。(楠瀬慶太)

カテゴリー: 環境・科学香長

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