2020.05.12 14:39

「こうち総文」交流・発表をウェブで 変更発表

こうち総文の開催内容変更と、まんが甲子園の中止について会見する伊藤博明県教育長=右から2番目=と、岡村昭一県文化生活スポーツ部長=右端(12日午前、県庁西庁舎)
こうち総文の開催内容変更と、まんが甲子園の中止について会見する伊藤博明県教育長=右から2番目=と、岡村昭一県文化生活スポーツ部長=右端(12日午前、県庁西庁舎)
 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、今夏高知県で予定されていた全国高校総合文化祭「2020こうち総文」(文化庁、全国高校文化連盟、高知県などの主催)は生徒が集まらない形での開催に変更、全国高等学校漫画選手権大会「まんが甲子園」(高知県、まんが王国・土佐推進協議会の主催)は中止すると12日、主催団体が正式発表した。高知県は県庁西庁舎で、二つのイベントについて会見した。

 こうち総文は当初、7月31日に総合開会式、パレード。この日から8月6日まで文化部系23部門の大会を開き、約2万人の高校生が高知県に集まる予定だった。それを来県せず、ウェブでの発表・交流を中心とすることに変更。総合開会式に相当するイベントを、8月6日に開くことで準備を進める。全国高文連の内藤賢一事務局長は高知新聞の電話取材に、「通常の形態では移動や会場などで密集が避けられず、高校生や開催地の人の生命、健康を十分確保できない」と変更理由を説明。

 延期については、総文は5年後まで開催地が決まっており「各地の準備に影響するため不可能。高知県と生徒の努力が無にならないよう、中止でなく開催を探った」とした。

 対戦競技など開催が困難視されている部門があることも認めつつ、「開催できるものがあるなら開催しよう、という判断。十分な発表、交流にはならないかもしれないが、文化の力で困難を乗り越える総文となるよう高知県などと連携したい」と話した。

 会見では高知県実行委員会会長の伊藤博明県教育長らが、「総合開会式に相当するイベントや、生徒実行委員の活動記録集といった県独自の取り組みも加え、こうち総文を全国に発信したい」と述べた。(高本浩史、福井里実)

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