2020.05.11 08:35

「こうち総文」生徒集めず開催へ オンラインなど活用

 7月31日~8月6日に高知県で開かれる全国高校総合文化祭「2020こうち総文」が、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた対応として、県内会場に生徒が集まっての開催を見送る方向で調整されていることが10日までに、高知新聞社の取材で分かった。作品を審査したりオンラインで発表したりするなど、生徒が集まらなくても可能な内容に絞った実施を模索している。主催者の文化庁、全国高校文化連盟、高知県実行委員会が12日に発表する見通し。

 初の高知県開催となるこうち総文の参加生徒は約2万人。吹奏楽、美術・工芸、放送、将棋、小倉百人一首かるたなど、文化部系23部門の大会が、県内9市町村を主会場に開かれる予定だった。

 関係者の話を総合すると、開催内容は原則、生徒の参集が不要なものに限定。詳細は今後、各部門で決定し発表されるといい、対戦競技など内容によっては開催できない部門も出る見込み。

 高知市内で予定していたパレードは中止の方向。ただ、総合開会式は内容などを見直した上で実施し、何らかの形で全国に発信できないか検討されている。開会式には、来年の開催地である和歌山県など県外の生徒が、少数ながら参加する可能性もある。

 開催日程は、夏休みの短縮などが影響するため、当初の7日間集中開催にこだわらず、部門ごとに日程を定めることになるという。

 新型コロナの影響が広がる中、主催3団体は開催の可否を逐次協議。都道府県をまたいで大人数が移動し、会場などで密集する例年のような形で開くのは困難とみる一方、文化部の高校生が成果を発表する機会の確保について検討していた。(高本浩史)


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