2020.04.26 08:40

ただ今休館中 ハマスイ日誌(4)プール飛び出し挑戦

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、13日から休館中の高知市の桂浜水族館。館内での動物と“イケメン”飼育員の日常を紹介します。

「バイバイ」するトドのなでしこ(トドプール前=佐藤邦昭撮影)
「バイバイ」するトドのなでしこ(トドプール前=佐藤邦昭撮影)

 観客席の前で片ひれを持ち上げ、「バイバイ」の動きを見せるトドのなでしこ(雌、8歳)。「よーし、よくできたね」と声を掛けられ、ご褒美のアジをぱくっと食べた。
 休館中の桂浜水族館では、なでしこが新たな挑戦に取り組んでいる。すべてプール内で行われているショーの一部を、お客さんの“まさに目の前”で行おうというのだ。

 トドプールでは休館期間に入ってアルミ製の柵を新調。観客席の前に上がってこれる扉もこしらえた。

 さて挑戦。飼育員さんが柵の扉を開けると、なでしこが興味津々で顔を突き出す。スムーズにプールから出てきて、客席の前に進み、得意の散歩や逆立ち、バイバイを披露。ここまでは自信満々。

 プールに戻ろうとしたところで、初めて固まった。おろおろと水面を眺めた。すかさず寄り添った飼育員さんが「大丈夫だよ」と優しく体をさすると、えいっとプールへジャンプ。一つの壁を乗り越えた瞬間だった。(河本真澄)

カテゴリー: 社会高知中央

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