2020.04.14 08:40

高知県内の持ち帰りの店紹介 情報サイト開設 新型コロナ

県内飲食店の持ち帰り商品情報サイト「高知の食卓」
県内飲食店の持ち帰り商品情報サイト「高知の食卓」
テイクアウト情報の無料掲載
 あの店の味、おうちでどうぞ―。新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛の影響で、持ち帰り商品を取り扱い始めた県内の飲食店を紹介するインターネットサイト「高知の食卓」が開設された。企画した男性は「今こそ高知のおいしいお店に恩返しを」と呼び掛けている。 

 「高知の食卓」は、飲食関係のマーケティング会社経営、東森歩さん(48)=南国市久礼田=が、持ち帰り店の一覧があれば利用者にも便利だと考え、11日に設立した。

 各店が営業時間や商品画像などの情報をサイト上の専用フォームに入力すれば、無料で自動掲載される。13日時点で居酒屋や鉄板焼き店、カフェなど約30店が参加。「海鮮ばらちらし」「汁なし担々麺キット」など“あの店”のメニューがずらり紹介されている。

持ち帰り用に調理されるピザ(高知市帯屋町1丁目「バール・バッフォーネ」)
持ち帰り用に調理されるピザ(高知市帯屋町1丁目「バール・バッフォーネ」)
 イタリア料理店「バール・バッフォーネ」(高知市)のシェフ、青野摩周(ましゅう)さん(59)は、客足がぱたりと途絶えた4月から持ち帰りを強化。「開店以来、初めて客がゼロの日があった。家で食べて店に興味を持ってもらい、コロナが終息したらぜひ食べに来てほしい」と期待を寄せる。

 外出自粛で、かつてない苦境に陥っている県内の各飲食店。テイクアウト商品の情報発信を通じて応援しようという動きは、会員制交流サイト(SNS)でも広がっている。

 写真共有アプリのインスタグラムには「KO-OUCHI (こーうち)」、フェイスブックには「高知テイクアウト情報」との専用ページが開設され、店が投稿した持ち帰りメニューの情報などが閲覧できる。

 「高知テイクアウト情報」を管理する三谷剛平さん(41)=高知市=は「SNSならざーっと情報を流し見できる。一人でも多くの人に使ってもらい、飲食店の助けになれば」と話している。(河本真澄)

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