2020.04.11 08:45

県立美術館の作品をアプリで 休止企画展の一部紹介

県立美術館の企画展の音声ガイドがスマートフォンで聞けるアプリ
県立美術館の企画展の音声ガイドがスマートフォンで聞けるアプリ
 新型コロナウイルス感染拡大を受け、26日まで休館している県立美術館(高知市高須)は、休止中の企画展「収集→保存 あつめてのこす」の音声ガイドをスマートフォンアプリで聞けるサービスを行っている。自宅など館外でも展示の一部が楽しめる。
 
 作品を見ながら音声ガイドが聞ける無料アプリ「ポケット学芸員」。神奈川県立歴史博物館や福岡アジア美術館など全国64の博物館や美術館の解説が聞け、県内は横山隆一記念まんが館(高知市)が導入している。
 
 県立美術館は昨年導入。今回の企画展は感染予防のため、耳に着ける音声案内機が貸し出しできなくなり、アプリの利用を来館者に勧めていた。
 
 企画展は、作品の収集と保存という美術館の役割を、同館のコレクションから考える内容。アプリは、18世紀の文人画家・中山高陽の日本画など近年収蔵した19点の画像が見られ、収蔵に携わった学芸員らが作品の特徴や収蔵経緯、同館のコレクションにおける位置付けを紹介する。
 
 現代美術家の故高崎元尚さんの「装置66―6」(1966年)は、高知市の洋食店「コックドール」に長年飾られていた作品で2018年に収蔵。「90年代の再制作品でなく、60年代のオリジナル作品で非常に貴重」などと解説している。
 
 塚本麻莉学芸員は「企画展の一端をアプリで知ってもらい、休館明けに館へ足を運んでもらうきっかけになれば」と話している。(楠瀬慶太)

カテゴリー: 文化・芸能

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