2020.04.06 08:40

【ドローン動画】土佐鳥瞰紀行(20)大岐の浜(土佐清水市)白波に見入る




 四万十川に別れを告げ、国道321号、通称サニーロードを南下する。海岸沿いの緩やかなカーブの先に青と白の絶景が広がった。

 澄んだ青い海。まっ白な砂浜が南北約1・6キロにわたって続く大岐の浜。ウミガメが産卵に上陸し、ハマグリの産地でもある。

 海岸に沿って広がる防潮・防風林は約9ヘクタール。高さ10~20メートルほどのヤブニッケイやホルトノキ、タブノキなどがこんもりと生い茂る。

 浜の南側にある小さな集落。木漏れ日が輝き、潮騒が響く小道を近藤功さん(65)が犬と散歩していた。40年間働いた高松市から、2年前に古里大岐に帰ってきた。

 チィチィピピピ…。メジロの歌声が風に乗って届く。光る海を眺め、翼を休める鳥たちに餌を振る舞う穏やかな日々。「海は大好き。中でも大岐の海は別格」と誇らしげだ。

 木々を抜けて届く潮風が心地よい。寄せては離れる白波を無心で見つめ続けてしまう。時がゆっくりと流れる。(佐藤邦昭)

カテゴリー: 社会幡多

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