2020.03.21 08:43

キャンプ場や公園が活況 高知県内 自粛ムード、外で発散

各テントが距離を取り、外での休日をのんびり楽しんだ(20日午後、香美市土佐山田町の県立甫喜ケ峰森林公園)
各テントが距離を取り、外での休日をのんびり楽しんだ(20日午後、香美市土佐山田町の県立甫喜ケ峰森林公園)
 新型コロナウイルス感染防止を目的に県内の小中高校などが臨時休校になってから約2週間が過ぎた。依然として自粛ムードが漂う中、県内では屋内を避けて、キャンプ場や公園に遊びに行く人が増えているようだ。青空の下、子どもたちの元気な声が響いている。

 晴天の連休初日となった20日、県立甫喜ケ峰森林公園(香美市土佐山田町)のキャンプ場は予約客でにぎわった。感染対策として、定員人数の半分ほどで予約は締め切った。

 家族で訪れた南国市の40代男性は「何もかも自粛するよりは、外に出て遊んだ方がいいかと思って。子どもも休校で運動不足気味だし」。友人家族とバーベキューを囲み、子どもたちはバドミントンを楽しんでいた。

 同キャンプ場の担当者によると、平日でも父子連れの姿がある。「子どもの学校が休みで、遊びに行くところがないので来た、という方もいました」

 土佐西南大規模公園(四万十市下田)のオートキャンプ場「とまろっと」には、県内外から利用の問い合わせが相次いでいる。例年なら冬の利用者は少ないが、新型コロナの影響でイベント中止が増えた2月下旬の連休には、多くの家族連れが訪れた。

 3月20日からの連休は1日あたり約300人の予約で満杯。担当者は「3月の3連休が予約で埋まったのは、オープン以来初めてでは」と驚く。

 各地の公園も休校中の子どもたちや親子連れでにぎわっている。香美市土佐山田町の秦山公園では、公立校が臨時休校して以降、平日の子どもの利用が増えた。公園を管理する市建設課は、休園日の18日も午後から開園する措置を取った。

 高知市丸ノ内1丁目の城西公園では連日、親子連れの乳幼児から中高生グループまで、多くの子どもたちが集まって遊ぶ。

 小学生の子どもらと訪れた高知市の30代女性は「ここ最近はずっと家にいるので、親も子もストレスがたまる。思い切り走り回った方が夜更かしせずによく寝る」。

 0歳、4歳、6歳の3人を連れた30代女性は「車で市内の公園を毎日回っている。ぜんそく持ちの子がいるので、預けるのが心配で。外なら安心だろうと思って」と話す。

 深刻な空気を醸す新型コロナ禍の中、キャンプ場や公園では「家で一日中過ごすのはもう飽きた」「屋外でストレス発散」とばかり、すっきりした歓声が聞かれた。この週末、屋外で思い切り遊んでみては?(河本真澄)

関連記事

もっと見る

カテゴリー: 社会新型コロナウイルス主要社会

ページトップへ