2020.03.19 08:45

美術の道をひた走れ!「実力派」高3生作品展 高知市

「フレッシュもりもり展」に出品している県内の高校生作家5人(高知市のファウストギャラリー)
「フレッシュもりもり展」に出品している県内の高校生作家5人(高知市のファウストギャラリー)
 美術の道を志す県内の高校3年生5人による「フレッシュもりもり展」が23日まで、高知市本町1丁目のファウストギャラリーで開かれている。

 発起人は、県展先端美術部門で入選経験がある土佐高校の沢田亮(あきら)さん。県内の展覧会によく足を運んでおり、高校美術展などで注目した“実力派”の同学年4人に呼び掛け、グループ展を企画した。

 立体作品を制作する沢田さんのほか、4人はいずれも絵画に取り組んでいる加藤燈(あかり)さん(山田高)、北村もゆらさん(追手前高)、久保雅菜(まな)さん(高知西高)、宮本杏珠さん(丸の内高)。

 会場には、それぞれの個性がきらめく。色鉛筆と水彩絵の具を使う加藤さんは、クローズアップした目や唇のほか、バレエ教師の母親の踊る姿も作品にした。

 「宇宙大好き!」と語る北村さんは、星や空の美しさを深みのあるさまざまな青色で表現。

 久保さんは前回の県展洋画部門で新人賞に輝いた。リンゴを鮮烈に描いた受賞作品など3点を出品している。

 前回の県女流展洋画部門で青潮賞に選ばれた宮本さんは「あの絵でよかったのか」という自問から、新たな作品を今回仕上げた。

 触れるアートを制作してきた沢田さん。新型コロナウイルス感染防止の社会状況を反映させ、「ふれあい禁止」の張り紙とともに奇怪な獣たちのフィギュアを並べた。

 美大進学など、5人は今後も美術を追究していくことを決めており、「刺激ある卒業記念展になった。楽しんで制作してきた作品を、多くの人に見てほしい」と話していた。(田村文)

カテゴリー: 主要文化・芸能高知中央

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