2020.03.18 08:41

四万十市役所で自動運転車両を展示 実証実験は延期

実証実験で使用する予定の車両(四万十市役所)
実証実験で使用する予定の車両(四万十市役所)
 高知県四万十市の中心市街地で実施する自動運転自動車走行実証実験で使用する車両が、四万十市役所で展示されている。3月下旬に始まる予定だった実証実験は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のために延期になったため、実験のことを広く知ってもらおうと四万十市がお披露目した。展示は4月8日までで、実験開始日は未定。

自動運転自動車を導く電磁誘導線(四万十市中村天神橋)
自動運転自動車を導く電磁誘導線(四万十市中村天神橋)
 高齢者の移動手段の確保や観光客の周遊性向上に役立てようと、四万十市や国などが約2週間の日程で実験を予定していた。ルートは市役所を発着点に、天神橋商店街など四万十市中心部を通る二つ。車両がルート通り進むために必要な電磁誘導線は、2ルートの往復計5・8キロ(アーケード区間除く)で地中への敷設が完了している。

 カートのような車両は充電式で、長さ約4・1メートル、幅約1・3メートル、高さ約1・7メートル。実証実験では運転手と補助員のほか、モニター4人が乗車する。時速10キロほどで進み、右左折や停止などは手動で操作。利用者ニーズや安全性などを検証するほか、低速車両に対する市民の反応も調査する。

 市役所1階ロビーに展示された車体は、深い青色が特徴的。四万十市まちづくり課の担当者は「県内で初めての実験。興味を持ってもらえたらうれしい」と話していた。(平野愛弓)

カテゴリー: 社会幡多

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