2016.02.19 11:52

四国産業技術大賞で高知県の山本貴金属に最高賞 新歯科材料で

 産業技術の発展に貢献した企業などを表彰する第20回四国産業技術大賞で、高知県香南市に生産拠点を置く山本貴金属地金(大阪市)が最高位の「産業振興貢献賞」に選ばれた。高い強度と耐久性のある最先端の歯科材料が評価された。

 産業支援の公的機関や大学などでつくる四国地域イノベーション創出協議会が主催。18日に2015年度受賞者を発表した。高知県関係企業の最高位受賞は6回目。

 山本貴金属地金の歯科材料は、貴金属から出発し、樹脂とセラミックを組み合わせた製品を開発してきた。

 2015年発売した製品では、高い強度と耐久性を維持しながら、加工性も向上。さらに、歯の強化などに有効なフッ素を長期的に放出し、虫歯菌が付着しにくい。発売以降、急速にシェアを伸ばしているという。

 山本貴金属地金は「研究開発型企業として高知県で成長してきた成果。受賞によって技術力が広く認知され、日本のみならず世界の歯科医療の貢献にもつながると思う」とコメントした。

 このほか高知県関係では、魚やニラなどの加工時に出る残りかすを活用し、飼料、肥料を商品化した「土佐ひかりCDM」(高知市)が、技術功績賞奨励賞に選ばれた。

カテゴリー: 政治・経済


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