2020.03.11 08:40

新型コロナ 声…高知から 音楽ライブ早く会場で 繁忙期の生花市場も打撃

アコーディオン奏者の坂野志麻さん。出演予定だった北川村の観光びらきも中止となり、人影まばらな会場で自主的に演奏した(1日、モネの庭マルモッタン=本人提供)
アコーディオン奏者の坂野志麻さん。出演予定だった北川村の観光びらきも中止となり、人影まばらな会場で自主的に演奏した(1日、モネの庭マルモッタン=本人提供)
 新型コロナウイルスの感染拡大で、高知県内でもあらゆる人の暮らしや仕事に影響が出ている。不安、困りごと、広く伝えたい思いなど、さまざまな声を随時紹介する。 

何かしたい
 「打撃は大きい。私たちのようなミュージシャンだけでなく、店やイベント会社、裏方の人たち、いっぱい影響が出ています」

 そう話すのは高知市のアコーディオン奏者、坂野志麻さん(44)。2月末から3月中旬まで出演予定だった県内イベントが軒並み中止に。講師を務めるアコーディオン教室も休止している。

 坂野さんが主催し、3月6~8日に予定していたインストゥルメンタルバンド「ザッハトルテ」の四国ツアーも直前まで悩んで延期を決めた。坂野さんが予約客に延期の連絡をすると、「こんな時期だから音楽をやってほしい」という要望があった一方、「実は職場でライブに行くのを止められていた」「キャンセルしてもらってほっとした」の声も。今の状況ではファンは心から音楽を楽しめないのだと痛感した。

 収入につながらなくても「何かしたい」という思いから、7日夜、知人のミュージシャンと無観客でライブを行い、インターネットで生中継した。

 「今ライブをやるには、このやり方が一番問題が起こらない。正直、不本意ですが。ネット中継はまたやってもいいかなと思いますが、本音は、会場で見てもらいたい。早く普通に音楽が楽しめる日常が戻ってほしい」

影響どこまで…
 卒業式、離任式などの学校行事の中止・規模縮小が相次ぎ、繁忙期を迎えていた生花の市場も打撃を受けている。

 「土佐花き園芸市場」(高知市布師田)社長、久保圭司さん(47)は「生産者は3月に多めに出荷するよう計画して育てている。花は生き物なので、途中で成長を止めることはできません。この時期にかぶってしまい、つらいですね」と嘆く。

 昨秋の消費税増税の影響で花の消費量が下がっていたところに、相次ぐイベントの中止、結婚式を延期する動きなども追い打ちをかけている。

 「今月は、菊が多く出る春のお彼岸もある。今のような状況だと、県外から墓参りなどに合わせた帰省を取りやめる人も増えるかもしれない。どこまで影響が出るか分かりません」 (松田さやか)=随時掲載

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カテゴリー: 社会新型コロナウイルス社会

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