2020.03.01 08:35

土佐清水市・足摺海洋館が45年の歴史に幕 最後の退館者に記念品

記念品を受け取る来館者(土佐清水市の県立足摺海洋館)
記念品を受け取る来館者(土佐清水市の県立足摺海洋館)
きょう3/1午前 無料開放
 土佐清水市三崎の県立足摺海洋館が29日、45年間の歴史に幕を下ろした。新館への“バトンタッチ”を前に、「思い出の場所にもう一度」と大勢の親子連れらが訪れた。

 同館は1975年開業。約200種3千匹を展示し、家族連れやカップルら300万人を超える人たちに海の生き物の魅力を伝えてきた。新館は現施設の西側に建設中で7月にオープンする。

 29日は700人を超える来館者があり、最後に退館した五藤泉さん(43)、大智君(8)=同市以布利=親子にネコザメのあごの骨などをプレゼント。泉さんは小さい頃から訪れており、「さみしくて、うるっときました」と感慨深げだった。昨年亡くなった父親とこどもの日には必ず訪れていたという同市三崎の女性(43)は「新しくできる水族館も、訪れた人の思い出の場所になればいいですね」と期待を込めた。

 新野大館長(63)は「皆さんに愛されている水族館と再確認した。地元の生き物を丁寧に展示する姿勢を新しい水族館にも引き継いで、いい館にしたい」と話していた。
 同館は特別に3月1日の午前中も無料開放する。(山崎彩加)

カテゴリー: 環境・科学幡多

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