2020.02.26 14:33

エッセー漫画家の池田暁子が高知に移住 夫のUターンきっかけ

大ヒットした片付け本を手に持つ池田暁子さん。これまで11冊の著作がある(高知市丸ノ内1丁目)
大ヒットした片付け本を手に持つ池田暁子さん。これまで11冊の著作がある(高知市丸ノ内1丁目)
 人気エッセー漫画家の池田暁子(きょうこ)さん(50)=松山市出身=が昨年11月、夫の故郷の高知市に移住した。東京から日常のあれこれを発信してきたが、現在は高知ライフを楽しみながらネットで発信し、次回作の構想も練っているという。
 
高知での日々もネタにしてネット「note」で配信中。高知のゆるキャラ「なるまちゃん」にはまっている
高知での日々もネタにしてネット「note」で配信中。高知のゆるキャラ「なるまちゃん」にはまっている
 池田さんは神戸大を卒業後、東京の美術学校、編集プロダクション勤務などを経て、フリーのエッセー漫画家になった。“汚部屋”暮らしを見つめ直した「片づけられない女のためのこんどこそ! 片づける技術」(2007年)が大ヒットし、台湾やタイでも翻訳された。
 
 編集プロダクションで知り合った夫と2009年に結婚。互いが四国出身のため「いつか四国に帰りたい」と話し合っていた。松山市も考えていたが「住んでない所に行くのも面白い」と、夫の両親のいる高知を選んだ。
 
 「大ファン」という高知市出身の漫画家、西原理恵子さんの存在もあった。売れっ子になった後の2008年、西原さんが審査員をしていた「黒潮マンガ大賞」に応募したことも。その時は入賞から漏れたが、わざわざあいさつに行ったという。
 
 さらに、週刊文春で2009~11年に連載した漫画「人生モグラたたき!」の最終回には西原さんをゲストに招き、「『あんたはのんびり“いよかん”ギャグでもやってればいいのよ』と助言してもらった」と笑う。
 
 その後、「うっかり結婚生活」「思ってたウツとちがう! 『新型ウツ』うちの夫の場合」を刊行。2冊とも夫のダメぶりを愛を込めて赤裸々に描き、新境地を開いた。「彼の両親に『息子さんをネタにしていいですか』と許可をもらいましたが、夫は作品は読んでないみたい。彼に会わなければ、この仕事を続けてなかったかも」と振り返る。
 
 高知の印象は「路面電車とお城が見える街並みが松山市に似てますね」。移住後は、お気に入りの高知のゆるキャラ「なるまちゃん」など、さまざまなトピックをネット発信している。池田さんの高知での日々は、作品配信サイト「note」で見られる。(村瀬佐保)

カテゴリー: 文化・芸能高知中央


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