2020.02.24 08:35

四万十町ビジコン大賞に2人選出 「親子カフェ」「滞在型工房」

四万十ビジネスプランコンテストで大賞を受賞した中平麻衣さん=左=と吉田健一さん(四万十町役場西庁舎)
四万十ビジネスプランコンテストで大賞を受賞した中平麻衣さん=左=と吉田健一さん(四万十町役場西庁舎)
地域の自然・人材生かす
 高岡郡四万十町で新事業に挑戦する人を応援する「四万十ビジネスプランコンテスト2019」の最終審査会が22日、同町役場で開かれた。大賞に、子連れの親が楽しめるカフェを提案した中平麻衣さん(43)=香美市土佐山田町=と、芸術活動をしたい人に工房として空き家を貸すアイデアを出した吉田健一さん(31)=四万十町米奥=の2人が選ばれた。

 3回目の今回は10人の応募があり、高知大学地域協働学部講師の須藤順・審査委員長ら5人が審査。この日の最終審査に残った4人が観客の前で発表し、中平さん、吉田さんの案が「甲乙付けがたい」として異例の同時受賞となった。賞金100万円が2人に贈られるか、50万円ずつになるかは主催の町などが協議する。

 中平さんは香美市のファミリーサポートセンターでアドバイザーを務めており、子育て中の母親の「たまにはゆっくりランチがしたい」の声に着目。出身地の四万十町に子連れで気軽に入れるカフェをつくり、親同士の交流はもちろん、地元食材の活用や雇用創出で地域貢献を図りたいとPR。「まずは仲間づくりから始めたい」と意気込んだ。

 吉田さんは同町の地域おこし協力隊員で、大道芸人。半年前から松葉川地区で暮らし、青年団員として各種イベントにも携わっている。アート活動に取り組みたい人向けに、地区内の空き家を工房に改修し、一定期間貸し出そうと企画した。ユニークな人が集まることで、地域に刺激を与えられると呼び掛け、「いろんな人間を受け入れる松葉川の懐の広さを生かしたい」と話した。(井上太郎)

カテゴリー: 政治・経済高幡

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