2020.02.23 08:00

小社会 税金の季節

 久しぶりに高知税務署へ足を運んだ。給料が会社から源泉徴収される身には縁遠い場所だが、今年は申告書を出す事情あり。確定申告のこの時期はやはり、かなりの混み具合だった。

 時節柄、マスクを着けてじっと待つこと2時間。ようやく番号を呼ばれて複雑な書類作成に取りかかる。懇切丁寧に教えてくれる係員も、何せあちこちに助言を求められ、てんてこ舞い。思えば多くの人は毎年、この煩雑さや出費の負担感と闘いつつ税を納めている。

 税の負担感といえば、急失速した昨年10~12月の国内総生産にも表れているのだろう。消費税増税に合わせ、政府はさまざまな負担軽減策を講じた。ただ、世は老後資金2千万円問題が注目されたばかり。根本に将来不安がある限り、なかなか財布のひもは緩むまい。

 国会では「桜を見る会」を巡る攻防が続いている。なぜ紛糾するのか。税金を預かり、適正な使途を決める政権のトップを自治会の幹事に例えてみたい。その幹事が皆から集めた会費を、自分の利益のために使った。

 誰にどう使ったのかを聞いても、書類は廃棄したという。普通は幹事の資格があるのかと責められよう。首相は野党議員へのやじなどいら立ちを隠さない。終わりにしたければ、早く証拠を示して真摯(しんし)に説明することだと思うが。

 税金が身近になる季節。ウイルス対策や政策論議も大事にせよ、納税者として「桜」の行方にも目を凝らしたい。


2月23日のこよみ。
旧暦の1月30日に当たります。ひのえ さる 三碧 赤口。
日の出は6時42分、日の入りは17時57分。
月の出は6時40分、月の入りは17時31分、月齢は29.2です。
潮は大潮で、干潮は高知港標準で0時00分、潮位-2センチと、12時11分、潮位56センチです。
満潮は6時36分、潮位158センチと、17時54分、潮位161センチです。

2月24日のこよみ。
旧暦の2月1日に当たります。ひのと とり 四緑 友引。
日の出は6時41分、日の入りは17時58分。
月の出は7時14分、月の入りは18時27分、月齢は0.5です。
潮は大潮で、干潮は高知港標準で0時30分、潮位-2センチと、12時39分、潮位49センチです。
満潮は7時00分、潮位160センチと、18時28分、潮位164センチです。

カテゴリー: 小社会コラム

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