2020.02.21 08:45

週2日営業の古書店バー「貉藻」人気 本、酒、音楽でおしゃれ空間

古書を読みながらお酒も楽しめるバー「貉藻」(佐川町甲)
古書を読みながらお酒も楽しめるバー「貉藻」(佐川町甲)
佐川町地域おこし協力隊員らが運営
 高知県高岡郡佐川町甲で、佐川町地域おこし協力隊員らが運営する古書店バー「貉藻(むじなも)」が人気だ。原則週2日の営業ながら、ずらりと並ぶ古書をめくりながらお酒を楽しめる空間が「すごくおしゃれ」と、ファンを生んでいる。

「本を読むだけでも、ふらっと立ち寄ってもらえたら」と話す山千代航さん(佐川町甲)
「本を読むだけでも、ふらっと立ち寄ってもらえたら」と話す山千代航さん(佐川町甲)
 運営しているのは高松市在住の家具作家で古書店も営む松村亮平さん(42)と、いずれも佐川町地域おこし協力隊員の山千代航(わたる)さん(27)、斎藤光さん(30)。

 妻の出身地の佐川町をよく訪れる松村さんと山千代さんが知り合い、「音楽を楽しみながらゆっくり飲める店があったらいいね」と意気投合。斎藤さんにも声を掛け、出店を企画した。20年以上空き店舗だった物件を借り、2019年6月から知り合いの力も借りながら電気やガスの配線以外は自力で改装。9月上旬にオープンした。

 店名は佐川町出身の植物学者、牧野富太郎博士が和名を付けた食虫植物にちなんだ。木を生かしたシックな空間で、その日の担当者が選んだジャズなどが響き、心をほぐす。牧野博士にまつわる本や芸術書など古書は200冊ほどあり、購入もできる。

 3人の本業があるため、営業は基本的に木、金曜日の午後9時から午前0時まで。それでもファンは続々と増え、町外からも来客が絶えない。

 山千代さんは「最初は誰も来なかったらと不安だったけど、いい反響でありがたい。お酒を飲まずに本だけ見ていってもいいので、本といい音楽をゆっくり楽しんでもらえたら」と話している。

 不定期でも開店しており、情報は随時、店のインスタグラムフェイスブックで発信している。(森田千尋)  

カテゴリー: 主要社会高吾北

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