2020.02.18 08:35

【動画】四万十市の岩間沈下橋がつながった 損壊から2年3カ月

橋桁の一部をクレーンでつり上げ運んだ(四万十市西土佐岩間=佐藤邦昭撮影)
橋桁の一部をクレーンでつり上げ運んだ(四万十市西土佐岩間=佐藤邦昭撮影)
生活道、観光客人気 3月末に一時再開
 橋脚の腐食で橋の路面が折れ曲がり、2017年11月から通行止めとなっている高知県四万十市西土佐岩間の岩間沈下橋で17日、欠けていた橋桁の設置工事が行われ、約2年3カ月ぶりに損壊前の姿がよみがえった。今後も補強工事などが続くが、四万十市は3月末に歩行者や普通車の通行を一時再開する予定。



 岩間沈下橋は1966年完成のコンクリート製で、長さ120メートル、幅3・5メートル。2009年には橋を含む景観が、国の重要文化的景観に指定されている。地域住民の生活道で、観光客にも人気のスポットとなっている。

 2017年11月に腐食した橋脚1本がひしゃげて沈み、橋の路面がV字に折れ曲がった。修復は漁期や出水期を避けながら、2018年3月に路面部分を、2019年4月に腐食した橋脚1本を撤去。12月に新しい橋脚を設置していた。

真新しい橋桁でつながった岩間沈下橋
真新しい橋桁でつながった岩間沈下橋
 この日は1枚当たり長さ12メートル、重さ約33トンになる橋桁を2枚設置。1枚ごと4分割した状態でクレーンでつり上げ運び、橋脚の上で接合した。

 四万十市によると、このほか6本の橋脚が腐食により傷んでいるという。うち1本は4月に補強工事を行うため、3月末からの通行再開期間は未定。ゴールデンウイークごろから再び通れるようになるが、秋冬の渇水期には残る5本の補強工事のため通行止めとなる。

 工事の一区切りを迎えた中平正宏市長は「国や県をはじめ、地元青年部のチャリティー活動、ふるさと納税など多くの支援をいただき、ありがたい。2020年度中の完全復旧に向けて工事を進めたい」としている。(平野愛弓)

カテゴリー: 主要社会幡多


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