2020.02.13 08:35

感性を刺激したい 南国市に「こどもアート教室」

「好きにしてええんやで」とアートのいろはを教える西奥起一さん、栄利子さん(南国市立岡豊ふれあい館)
「好きにしてええんやで」とアートのいろはを教える西奥起一さん、栄利子さん(南国市立岡豊ふれあい館)
香美市の西奥さん夫妻開設
 地域にアートを根付かせようと活動する高知県香美市香北町の芸術家、西奥起一さん(51)、栄利子さん(42)夫妻が、南国市岡豊町で「こどもアート教室」を開設した。絵画や工作、フィールドワークを通じて「濃いアート空間を提供して、子どもの感性を刺激したい」と意欲を見せている。

 夫妻はメキシコなど国内外で活動。大学などの講師経験もあり、2008年に香北町永野にIターンした。カフェを営む傍ら、アウトドア用品のブランドも立ち上げ、2018年からは「AiRLiteKochi(エアライトコウチ)」を設立し、国内外の芸術家が地域で滞在制作する「アーティスト・イン・レジデンス」を行っている。

 「アーティスト・イン・レジデンス」には子どもたちも多く訪れたことから、「継続的にアートに触れられる環境を提供したい」と、教室を開くことにした。

 初日の5日は、4~11歳の子どもが参加。くじで決めた三つのテーマ「オウム・レストラン・電気」を1枚の画用紙に自由に描いた。夫妻は適度な距離感を保ちながら、「好きにしてええんやで、どんどんやり」と、自由な発想を促していた。

 保護者は「普段絵を描かんのに」「こんな集中しちゅうのは初めて」などと、アートに夢中になるわが子にびっくり。初めて絵の具で絵を描いた福留知大君(6)=高知市介良=は「色って混ぜたらきれい」と笑顔を見せた。

 今後、アウトドアでの創作活動も計画。夫妻は「自分で考えられる力、人間力が伸びるよう仕掛けたいね」と目を輝かせている。

 教室は毎週水曜、午後4時半~6時。対象は5歳~中学生くらい。月謝4千円。問い合わせは、西奥さん(0887・59・3759)へ。(竹内将史)

カテゴリー: 文化・芸能子育て香長

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