2020.02.06 08:36

新型コロナでネットに誤情報「高知県議感染」実際は該当者なし

 中国・武漢から帰ってきて検査を拒否した2人は高知県議―。そんな情報がツイッターで流れたが、県や県議会によると該当者はおらず誤情報のようだ。

 投稿は、新型コロナウイルスによる肺炎が発生した中国から政府チャーター機で帰国したうちの2人が一時検査を拒否したことに関し、それが高知県の議員だと記述。さらに「高知の病院で検査したら2人ともコロナウイルスだったらしい」「県議やと思う」などと投稿した。

 投稿があったのは2月4日(現在は削除)で、投稿者は高知新聞社の取材に「家族の知人からの情報」と話した。

 この話題に他の人も書き込みをするなど数百人が反応したが、県議会の各会派への取材では該当する議員はいなかった。議会事務局は「政務活動費を使って中国に行った議員はいない」としている。

 高知県などが設置した相談センターにツイッターを見た人から問い合わせがあったというが、高知県健康対策課は「県内で感染は確認されていない。検査も実施されていない」。

 会員制交流サイト(SNS)以外でも、「ある高校の教員が感染した」などのうわさ話も出ているが該当者はいない。高知県健康対策課は「県内で感染が確認された場合は必要な情報を発表する」としている。(大山泰志)

カテゴリー: 社会

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