2020.02.05 08:38

“具同小米”でかりんとう2/6販売 四万十市の5年生発案

児童が企画したかりんとう
児童が企画したかりんとう
小学校、保育所の給食にも
 高知県四万十市具同田黒の具同小学校の5年生66人が、四万十市の「しまんと農法米」と同じ方法で作ったコメを原料に製造を企画したかりんとう3千袋が出来上がった。今後、市内約30カ所の小学校、保育所の給食に出されるほか、6日には児童が市内の量販店で2千袋を販売する。児童らは「売り上げでお世話になった人に恩返ししたい」と張り切っている。
 
かりんとうをPRする具同小児童(四万十市の具同小学校)
かりんとうをPRする具同小児童(四万十市の具同小学校)
 具同小学校では毎年5年生が授業でコメ作りを体験。昨年からは、一般的な農法に比べて農薬を5割減らすなどする「しまんと農法米」に倣って栽培しており、売上金の一部を四万十川清流保全基金に寄付している。
 
 今年の5年生は授業で、全国的なコメ余りの現状も学習。農業の生き残り策に挙げられる加工品づくりに挑戦することになった。米粉パン、ポン菓子などの候補の中から「地元にかりんとうを作る会社があり、地域にも貢献できる」とかりんとうを選んだ。
 
 味は「プレーン」に加え、具同の入田地区で生産している野菜からショウガ、タマネギ風味を発案。特産品の開発販売を手掛ける「LLPしまんと」(四万十市駅前町)に製造を依頼し、収穫したコメ60キロを託した。
 
 完成したかりんとうを味わった麻田はるかさん(11)は、「ほんのり甘く、しまんと農法米みたいな風味がする」。篠田晴渡君(11)は「いくらでも食べられる」と満足げだった。
 
 6日の販売は、四万十市具同のフジグラン四万十で午前10時半と午後2時からの2回。3種のかりんとう(50グラム350円)のほか、しまんと農法米(2キロ800円)も120袋を用意する。
 
 北代大和君(10)は「売り上げで、コンバインを動かしてくれた農家の人や、製造会社の人にお礼をし、豪雨で壊れた学校ののぼり旗も作り替えたい。たくさんの人に買いにきてほしい」と呼び掛けている。(西村大典)

カテゴリー: 主要教育幡多

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