2020.02.02 08:20

プロ野球・高知県内キャンプ 阪神の新人・中堅熱こもる 西武・岸は攻守に意欲的

 県内では阪神と西武の2軍が1日、春季キャンプ入り。好天の下、阪神は安芸球場で、西武は春野球場で始動した。
 
フィールディング練習中の西純=手前=と及川(安芸球場=島本正人撮影)
フィールディング練習中の西純=手前=と及川(安芸球場=島本正人撮影)
 安芸の阪神は若手やベテランの30人が投球や打撃練習などに汗を流した。投手陣は初日からブルペン入りし熱のこもった投球を披露、野手陣も快音を響かせていた。
 
 安芸市などによる歓迎セレモニーの後、全体でじっくりウオーミングアップ。その後、投手と野手に分かれてメニューに取り組んだ。
 
 投手陣はドラフト1位で最速154キロの直球が魅力の西純や同3位の快速サウスポー、及川ら期待の新人がキャッチボールや体幹トレーニングを行った。西純は「ユニホームを着て初めてのキャッチボールでプロの重みを感じた。体を一回りも二回りも大きくできるよう、体幹強化やウエイトでの下半身強化に取り組みたい」と意気込んでいた。
 
 ベテランの岩田、四国アイランドリーグ(IL)出身の福永らは早速ブルペン入りし力強い投球を披露。捕手からは「ナイスボール!」と声が掛かった。また野手陣では、プロ10年目を迎える中谷が鋭いスイングを披露していた。
 
 平田監督は今キャンプのスローガンに「ニュービギニング(新たな始まり)」を掲げ、新人と中堅が1軍入りを目指し切磋琢磨(せっさたくま)することを促す。「選手を乗せるのも仕事だが、抑えるのも仕事。ルーキーには飛ばしすぎないように声をかけた。タイガースの将来を担うスターをつくりますよ」と話していた。
 
 キャンプは26日まで。休養日は6、12、17、21日の予定。
 
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打撃練習に汗を流す岸(春野球場=楠瀬健太撮影)
打撃練習に汗を流す岸(春野球場=楠瀬健太撮影)
 春野の西武は、午前9時半から練習開始。ウオーミングアップやキャッチボールの後、野手と投手に分かれて精力的にメニューに取り組んだ。
 
 野手陣は、明徳義塾高出のルーキー、岸らがノックや打撃、走塁練習を行った。岸はフリー打撃で左翼ポール際に放り込むなど快音を連発。全体練習後も、午後5時ごろまで外野の特守やロングティーで汗を流した。
 
 初日を終え、「帰塁や捕球の仕方など勉強になることが多く、自分にまだ伸びしろがあると感じた。打撃も思いの外、振れていた」と岸。主力の秋山が米大リーグに移籍して「若い選手にチャンスがある」(松井監督)状況だけに、「食らい付いて狙っていきたい。内外野こなせるユーティリティーさも売って開幕1軍、1軍定着を目指す」と力を込めた。
 
 投手陣は内海や十亀、榎田らがブルペンに入った。18年に11勝を挙げながら昨季は4勝だった榎田は、直球を主体に45球。「感じは悪くなかった。昨年はキャンプでけがをして形を崩してしまったので、けがなく準備したい」と話していた。
 
 四国IL出身のルーキー、上間はランニングや体幹トレーニング中心のメニュー。「NPBの練習は内容が濃い。足が張ってます」と苦笑いしつつ「体づくりをしっかりやって1軍で活躍する投手になりたい」と意気込んでいた。
 
 キャンプは3月8日まで。休日は2月5、10、15、20、25日、3月1、6日の予定。2月19日には1軍主体のA班が高知入り。21日には台湾プロ野球の統一ライオンズと、22、23の両日は千葉ロッテマリーンズとのプレシーズンマッチが春野球場で開催される。いずれも午後1時開始予定で、入場は無料。(森部智成、村上和陽)
 
練習試合を実施
 県内でキャンプ中の阪神、西武の2軍は、以下の日程で練習試合を行う。試合はいずれも午後0時半開始予定。
 
《練習試合日程》
2月11日 阪神―JR四国    安芸
2月15日 阪神―四国銀行    安芸
2月16日 阪神―西武      安芸
2月19日 西武―統一ライオンズ 春野
2月20日 阪神―統一ライオンズ 安芸
2月21日 西武―高知FD    東部
2月23日 西武―阪神      東部
2月24日 阪神―高知FD    安芸
2月26日 西武―徳島IS    春野

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