2020.01.14 08:35

1800本の矢で鬼射抜く!高知三大弓神事「百手祭(ももてさい)」

凜(りん)とした表情で弓を引く氏子=香南市の夜須八幡宮
凜(りん)とした表情で弓を引く氏子=香南市の夜須八幡宮

豊穣安全願い香南市で1/14まで
 五穀豊穣(ほうじょう)や家内安全などを願って2日間で約1800本の矢を放つ「百手祭(ももてさい)」が13日、香南市夜須町西山の夜須八幡宮で始まった。
 
 地元の田畑を荒らしていた牛鬼を弓矢で退治した―など起源には諸説あり、800年余りの歴史があるとされる。安芸郡北川村の星神社の「お弓祭り」、長岡郡大豊町の「百手の祭り」と並ぶ県内三大弓神事の一つで、香南市の無形民俗文化財。
 
 射手は氏子の12人。6人ずつに分かれ、2本射るたびに交代する。長袴に立烏帽子(たてえぼし)姿で、約28メートル先の大的(直径約1・5メートル)や「鬼」と書かれた半紙などを狙う。
 
 縁起物のダイダイを射抜いたのは、地元の柿田明宏さん(59)。1本目で放った矢がすーっと吸い込まれるように命中し、「20年以上やって初めて。今年は年男だし、いいことありそうや」と笑顔で話していた。14日も午前9時ごろから行われる。(川嶋幹鷹)

カテゴリー: 主要社会香長


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