2019.12.30 08:45

子犬殺処分防止へ県市合意 高知市に譲渡ボランティア

高知市の譲渡ボランティアとなった久保田裕子副院長(手前左)=同市朝倉甲のアリスペットクリニック
高知市の譲渡ボランティアとなった久保田裕子副院長(手前左)=同市朝倉甲のアリスペットクリニック
 10月末、高知市孕東町の県中央小動物管理センターが、同市保健所の指示で収容直後の子犬3匹を安易に殺処分した問題で、再発防止に向けた関係者の話し合いが行われるとともに、救出の受け皿となる譲渡ボランティア団体が同市内に誕生。盲点だった子犬の殺処分が回避されることになった。
 
■食い違い
 センターは県と、中核市である高知市の共同設置。運営は民間業者に委託している。ただ、管轄者である県と高知市は方針がバラバラ。例えば、収容動物の殺処分が決まると、県は唯一、犬に対応できる宿毛市の男性ボランティアに事前連絡して引き出してもらっているが、高知市はどこにも通知していない。ただし、成犬の殺処分については、最終的にセンターから県へ選定の相談が入るため、その段階で県が宿毛市の譲渡団体に知らせ、高知市の犬も命をつないでいる。
 
 また、譲渡団体制度自体についても、県はホームページで募集しているが、高知市は案内を載せず消極的だ。
 
 そんなすれ違い状態の中で、問題の子犬殺処分は起きた。同市五台山の住民からの通報で捕獲した3匹の乳飲み犬は、幼すぎて飼養困難ということで即日殺処分に。センターへの収容手続き前ということで、県も情報をキャッチできなかった。...

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