2019.12.28 08:34

田野町の岡御殿を模型に 佐川町の男性が内部も完全再現

岡御殿の精巧な模型を完成させた栗田真二さん(佐川町の佐川地場産センター)
岡御殿の精巧な模型を完成させた栗田真二さん(佐川町の佐川地場産センター)
 歴史的建造物の模型作りに長年取り組んでいる高知県高岡郡佐川町の栗田真二さん(70)=佐川町本郷耕=がこのほど、安芸郡田野町の「岡御殿」の模型を制作した。20分の1サイズで内部まで完全再現している。

 栗田さんはこれまで、佐川町の深尾家の屋敷や名教館、宿毛市の林邸など数々の作品を制作。佐川地場産センターで展示し、観光客らをその技術で驚かせている。

 「岡御殿」は1844年に建築された豪商・岡家の屋敷。岡御殿は東部巡視の際には
主が使用したという。

 模型は広さ1畳半分で、御殿や土蔵などが緻密に再現されている。桧皮(ひわだ)ぶきの屋根は、製材所にヒノキの皮をもらいにいき、美しい部分だけを選び抜いて作った。残っている間取り図を基に制作したが、立面図や柱の高さを示す資料がなく、調整に苦労したという。

 約7カ月かけ、今月1日に完成した力作に、栗田さんは「内部まで全ての再現に力を入れているので、横から中をのぞいて楽しんでもらいたい」と話していた。(森田千尋)

カテゴリー: 文化・芸能高吾北

ページトップへ