2019.12.09 08:37

8カ月次女に傷害容疑 高知東署が34歳父逮捕 次女の意識戻らず

 今年2月、自宅で生後8カ月の次女に暴行して意識不明の重体にしたとして、高知東署は8日、傷害容疑で高知市薊野北町4丁目の会社員、男性容疑者(34)を逮捕した。次女は脳に損傷を受けており、現在も自発呼吸が戻っていない。高知東署は男性容疑者が次女の頭に強い衝撃を与えたとみている。

 男性容疑者はこれまでの調べに「自分がけがを負わせたことは間違いない。自分に責任があるが、故意にやったわけではない」と供述しているという。

 逮捕容疑は、2月19日午後7時半から翌20日午前0時ごろの間、自宅居室で生後8カ月の次女に暴行を加え、急性硬膜下血腫や急性低酸素脳症、脳浮腫、眼底出血などの大けがを負わせた疑い。

 高知東署によると、男性容疑者は、20代後半で飲食店に勤める妻と長女(5)、次女との4人暮らし。妻が夜に働く間は男性容疑者が娘2人の世話をしており、2月19日は妻が午後7時半ごろ出勤していた。

 翌20日午前0時10分ごろ、男性容疑者が「娘(次女)の様子がおかしい」と119番通報。救急隊員が男性容疑者方に駆け付けると、次女に目立った外傷はないが心肺停止の状態だった。市内の病院で手術が行われたものの、今も自発呼吸が戻っていない。

 病院から通報を受けた高知東署は、男性容疑者や妻から事情を聴くとともに、県内外の専門医らに脳の損傷状態や発生原因の鑑定を依頼。複数が「通常生活では起こり得ない強い力で脳が揺さぶられた」と分析したため、逮捕に踏み切った。

 次女の体にたたかれたりつねられたりした外傷はなく、栄養状態も良好だった。妻らへの事情聴取では日常的な虐待は確認できず、県中央児童相談所や同署にも、男性容疑者の家庭の問題などは報告されていなかったという。

 事件後、高知東署は児相に通告し、児相は3月から長女を一時保護している。高知東署は、夜間に起きた次女をあやしていた男性容疑者が突発的に暴行を加えたとみて、慎重に経緯を調べている。...

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カテゴリー: 主要社会高知中央


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