2019.12.08 08:48

人体のタンパク質、がん増殖防ぐ?高知大准教授らが機能発見「抗がん剤開発役立つ」


 がん細胞の増殖を人体のタンパク質「BAP31」が防いでいるメカニズムを、高知大学農林海洋科学部の難波卓司准教授=細胞生物学=と同大大学院修士1年の町原加代さんが発見し、スイスの専門誌に発表した。がん細胞は栄養不足などの状態でも自力で生き延びて増えていくが、「BAP31」には増殖の経路を断つ機能があり、「新たな抗がん剤の開発に役立つと考えられる」という。

 がん細胞の多くは、発生時や転移時には血管から比較的遠い場所にあるため、栄養や酸素が少ない状態にさらされる。過酷な環境で生き延びるため、がん細胞内では、不要になった物質を分解して栄養源に再利用する「オートファジー(自食作用)」が正常細胞よりも多く起こっていることが知られている。...

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カテゴリー: 医療・健康ニュース社会


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