2019.12.07 08:44

【動画】尾﨑知事が県庁に別れ「新たな道切り開いて」

花束を手に、12年間仕事をしてきた県庁を後にする尾﨑正直知事(6日午後=飯野浩和撮影)
花束を手に、12年間仕事をしてきた県庁を後にする尾﨑正直知事(6日午後=飯野浩和撮影)
 3期12年にわたって県政を引っ張ってきた尾﨑正直知事が任期満了日の6日、退任した。「新たな道を切り開いて」と後任に思いを託した尾﨑氏。県庁を去る際は多くの県職員や県民が集まり、県勢浮揚に全力を注いだリーダーを万雷の拍手でねぎらった。
 
 元財務官僚の尾﨑氏は2007年、全国の知事で最年少(当時)の40歳で就任。「対話と実行」「課題解決先進県」を掲げ、人口減少や災害リスクにさらされる高知県のかじ取り役を担ってきた。
 
 退任会見では、産業振興や南海トラフ地震対策に取り組んだ日々を振り返り、「本当に多くの県民の協力をいただき、官民協働で取り組みを進めることができた」と謝意を重ねた尾﨑氏。
 
 次期衆院選高知2区への挑戦を念頭に「これからは一政治家として地道に活動していく」と述べる一方、自身が後継指名した新知事の浜田省司氏に「新たな道を切り開く気概を持って県政運営を」とエールを送った。
 
 県庁正庁ホールでの退任式では、幹部職員らに「皆さんとともに高知県が抱える課題に真正面から取り組み、解決に挑戦できたのは誇りだ」と強調。「新しいリーダーの下で創造性を大いに発揮し、今まで通り県民に対する誠意を持って」と激励した。
 
 玄関では花束を手に「やり切ったという気持ちと寂しいのが半分半分。多くの県民にお世話になりました」と感謝の一礼。「県庁の誰よりも働く」と評された熱血知事は、さわやかに県庁に別れを告げた。(大野泰士)

カテゴリー: 政治・経済主要


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