2019.12.06 08:15

支えあれば穏やかな最期 高知市で援助者養成講座

「苦しんでいる人が伝えたいことをキャッチして」と話す小沢竹俊医師(高知市池の高知県立大学)
「苦しんでいる人が伝えたいことをキャッチして」と話す小沢竹俊医師(高知市池の高知県立大学)
在宅緩和ケアの小沢医師「話を聴いてくれる人に」
 人生の最終段階にある人をどう支援するかを学ぶ「エンドオブライフ・ケア援助者養成基礎講座」が高知市内で2日間にわたって開かれた。横浜市で在宅緩和ケアに取り組む小沢竹俊医師(56)が講師を務め、「苦しんでいる人は自分の苦しみを分かってくれる人がいるとうれしい。苦しみの中でも、自分にも支えがあると気付くことができれば、人は穏やかになれる」と語り掛けた。
 
 小沢医師は一般社団法人「エンドオブライフ・ケア協会」の代表理事を務め、みとりに関わる人材育成に携わっている。著書に「死を前にした人にあなたは何ができますか?」などがある。
 
 小沢医師は、人生の最終段階の苦しみについて「『家族に迷惑ばかり掛けている』『早くこの世から消え去りたい』『私の気持ちは誰にも分かってもらえない』などの負の感情がある」と説明。高齢化が進む社会では、負の感情を持つ人に関わり、その意思を実現する担い手が必要だと訴えた。...

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