2019.11.23 08:41

2019高知県知事選 2氏 県都で最後の訴え 高知県知事選 あす11/24投票


 12年ぶりに県政の新たなリーダーを決める県知事選は24日、県内で一斉に投票、即日開票される。立候補しているのは、いずれも無所属新人で、共産党県委員の松本顕治氏(35)=立憲民主県連、国民民主県連、共産、社民推薦=と、元総務省総括審議官の浜田省司氏(56)=自民、公明推薦=の2氏(届け出順)。与野党一騎打ちの構図となる中、2氏は県人口が70万人を切った令和時代の県勢浮揚策を訴えてきた。最終日の23日は、ともに大票田の県都・高知市での訴えに注力する。
 
 4選不出馬を表明した尾﨑正直知事の任期満了(12月6日)に伴う選挙は、中央レベルも含め野党共闘態勢を築いた松本氏と、尾﨑氏が後継候補に指名する与党推薦の浜田氏がぶつかる与野党対決型となった。国政との協調を重んじた尾﨑県政の路線を継承するか、転換するかが最大の争点となっている。
 
 松本氏は「尾﨑県政の良い部分は引き継ぐ」としつつ、県版学力テストの廃止など教育政策の転換を主張。「人口減少に歯止めをかけられなかった根っこに国の政治がある」と指摘し、「県政も国政も変える」と訴えている。首相主催の「桜を見る会」問題などで安倍政権批判を強める野党の中央幹部が続々と来援している。
 
 浜田氏は「尾﨑県政の継承・発展」を前面に掲げ、「国や市町村としっかりスクラムを組み、現実の行政課題を動かさなければならない」と強調。与党の組織を固めながら、尾﨑氏と二人三脚の運動を展開し、「対話を通じて県民と県職員の気持ちを一つにし、成果志向の県政を目指す」と豊富な行政経験をアピールしている。
 
 4氏が立った2007年知事選の投票率は過去最低の45・92%を記録。11年と15年は、4党相乗りの尾﨑県政下で2期連続の無投票となった。
 
 今回は構図が10月まで固まらない短期決戦となり、選挙ムードは中盤まで低調に推移。7月の参院選の県内投票率が46・34%だったこともあり、50%割れの低迷を脱するかが注目される。
 
 24日の投票は午前7時から県内910カ所で一斉に投票所で始まり、早い所は投票終了時刻を午後4時に繰り上げ。同8時までに全ての投票所で終了し、開票は同8時~9時半の間に順次始まる。(大野泰士)

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