2019.11.15 08:32

2019高知県知事選 高知県の「現在地」 県政課題ポイント解説(2)

【地震対策】「犠牲ゼロ」へ課題多く
 2011年の東日本大震災を受けて、高知県は南海トラフ地震に備えた取り組みを加速し、被災から復興までを見据えた対策を網羅的に洗い出してきた。

 県が最初に注力したのは「命を守る」対策だ。地震対策の“一丁目一番地”と位置付けた住宅の耐震化は、補助額の増加や低コスト工法の普及もあって右肩上がりが続く。

 津波避難タワーや避難路・避難場所の整備も、県独自の交付金制度を設けるなどして市町村の整備を後押し。その結果、県が想定する死者数は、2013年に4万2千人だったのが、2018年度までに74%減の1万1千人に抑えられた。2019年度から3カ年の第4期南海トラフ地震対策行動計画では、5800人に半減させる目標を設定した。

 「命を守る」対策をより深化させていく上で鍵となるのは、高齢者や障害者ら要支援者への対策だ。...

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