2019.11.14 08:36

2019高知県知事選 高知県の「現在地」  県政課題ポイント解説(1)

【財政】国の支援受け積極型
 新リーダーを選ぶ高知県知事選(24日投開票)を前に県政課題のポイントを解説する。尾﨑県政12年を経た高知県の「現在地」は―。

             
 高知県の一般会計当初予算が最も多かったのは橋本県政下の1999年度で、6213億円だった。その後、景気の悪化や国の三位一体改革による地方交付税削減で財源は枯渇。9年連続で縮小した。

 尾﨑正直知事が初めて編成した2008年度予算は4136億円まで減っていたが、3期の間にインフラ整備や産業振興策を加速させ、2019年度は4607億円まで増えた。県独自の財源が限られた中で、「積極型予算」をなぜ組めたのか。理由は大きく三つある。

 まず、橋本県政による行財政改革という“遺産”があった。後半に財政破綻寸前に陥った前県政は、人件費や事業の削減、民間委託などを進め、一定、財政を健全化させていた。...

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