2019.11.09 08:35

冬告げる「だるま夕日」宿毛湾にやってきた 蜃気楼の一種

冬の到来を告げるだるま夕日(6日午後5時10分ごろ、宿毛市大島)
冬の到来を告げるだるま夕日(6日午後5時10分ごろ、宿毛市大島)

 冬の訪れを告げる「だるま」が、ことしも高知県の宿毛湾にやってきた。

 快晴に恵まれた6日午後5時すぎ。西の空に沈む太陽が、水平線に接しようかという、その瞬間。海面からもう一つの太陽が立ち上がり、見事なだるまが現れた。太陽は刻々と赤みを増し、燃え尽きるように水平線の向こうへと消えた。

 約3分間のショー。知人とカメラ片手に見守った藤原学文(たかふみ)さん(68)=宿毛市自由ケ丘=は「この時季は毎日そわそわ。日によって表情が違う。飽きんがですよ」。余韻を楽しむように、オレンジ色に染まった空を見ていた。

 だるま夕日は大気と海水の温度差が大きくなることで生じる蜃気楼(しんきろう)の一種。宿毛市沿岸では2月中旬ごろまで見られる。(新妻亮太)

カテゴリー: 環境・科学幡多


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