2019.11.06 08:56

【動画】2019高知県知事選あす11/7告示 新人2氏、目指す県政語る

知事選を前に「対論」で意見を交わした浜田省司氏=右=と松本顕治氏=左(高知市の高知新聞社)
知事選を前に「対論」で意見を交わした浜田省司氏=右=と松本顕治氏=左(高知市の高知新聞社)

 任期満了に伴う高知県知事選は7日告示され、24日の投開票に向けて12年ぶりの選挙戦に突入する。立候補を予定しているのは、いずれも無所属新人で、尾﨑正直知事から後継候補に指名された元総務省総括審議官、浜田省司氏(56)=自民党、公明党推薦=と、野党統一候補として戦う共産党高知県常任委員、松本顕治氏(35)=立憲民主党高知県連、国民民主党高知県連、共産党、社民党推薦=の2氏(五十音順)。3期12年の尾﨑県政を継承するか、転換させるかが大きなテーマで、与野党対決の構図も注目される。

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 高知新聞社は2氏を本社に招いて「対論」を開き、出馬の動機や尾﨑県政の評価、目指す県政の方向性などを聞いた。

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 出馬動機について、浜田氏は「高知をもっと元気にしたい」と述べ、総務官僚として34年間で培った経験や人脈を生かすと主張。尾﨑県政の継承・発展を目指すとした。松本氏は「国の政治と無関係に高知を良くすることはできない」として地方から国政を変える姿勢を強調。「誰一人取り残さない県政」を掲げる。

 尾﨑県政の評価では両氏とも、産業振興策を評価する姿勢を示した。その上で、松本氏は教育について「点数で測れない部分の重要性が大きい」と述べ、テストを重視する方針の転換を訴えた。浜田氏は、地産外商や中山間振興に取り組む人が増えたとして「尾﨑県政が県民の心に火を付けた」と語った。

 知事選の争点については、浜田氏が「尾﨑県政の継承・発展にイエスか、ノーか」、松本氏は「国政を切り替える展望を持てるかどうかだ」とした。

 戦いの構図が固まったのは10月に入ってからという短期決戦。告示を目前に控え、両陣営は決起集会を開くなど、知名度や政策の浸透を急いでいる。与野党対決の構図を反映して、告示後は各党の国会議員も多数来高する見通し。

 野党統一候補を目指し、「野党勢との交渉が決裂しても出る」としていた政治団体代表の藤島利久氏(57)は5日、会見を開き出馬断念を表明した。


【立候補予定者の略歴】(敬称略。五十音順。略歴は本人の申告による)
浜田省司(56)(自民党、公明党推薦)無所属・新
 東京大法学部卒。1985年自治省(現総務省)入り。島根県総務部長、総務省自治税務局企画課長、内閣府大臣官房審議官などを歴任。2017年から大阪府副知事を2年務め、2019年8月に総務省退職。四万十市出身。高知市北秦泉寺。

松本顕治(35)(立憲民主党高知県連、国民民主党高知県連、共産党、社民党推薦)無所属・新
 高知大人文学部卒。2002年共産党入党。県教組の自動車共済代理店勤務の傍ら民青同盟県委員長。2017年から党高知県常任委員。政治団体「立憲・平和・共生県民連合高知」政策委員長。福岡市出身。高知市西塚ノ原。

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