2019.10.21 10:06

【読もっか U-15 高知の声】笑って泣いて運動会


 中学生活で大事な行事の一つ、運動会。100メートル走に騎馬戦、綱引きなど定番競技に加えて、大きなパンツを履いて走る変わり種も。参加する生徒の思いは、楽しかった、怖かった、腹が立ったなどそれぞれ。運動会を終えた中学生の皆さんの声を聞きました。(新田祐也、上野芙由子)


【怖いリレーの歓声】
 ■リレーの歓声って怖いですよ。知ってました? 今年、アンカーをやって痛感しました。
 
 実は去年もリレーの選手やったんですけど、バトンの受け渡しの時に前に出過ぎて、失格になってしまう大失態をやらかしました。
 
 だから今年は意気込みが違った。みんなも力が入って、序盤から僕らの白組が圧倒。僕に回ってきた時は、2位に半周近く差をつけて1位やった。
 
 バトンは慎重に受け取ってスタートした。で、最終コーナーには白組の生徒が集まっていて「ワー」ってすごい歓声。走りながらバトンを振って歓声に応えたら、こっちが震えるくらいのでかい歓声で、女子からも「キャー」ってされて超動揺。
 
 右手のバトンがそのまま、カランカランと転がってしまった。
 
 ちょっと何が起きているのか分からんかって、頭の中が真っ白になりかけたけど、必死で拾った。すると、後ろに2位と3位が迫ってきて、もう死に物狂い。
 
 最後、ゴールテープは体一つ分くらいで競り勝った。1位になったけどゴール後、足は震えてました。

 リレーの歓声って怖いですね。(高知市の介良中3年男子)


【もう一度走らせて】
 ■1年生女子のリレー、練習を休んでいたその子は、初めて本番走ることに。いざ始まると、走る順番とかでバタついて、練習の時のように、その子の代わりに別の子が走ってしまいました。
 
 その子は泣いてしまって…。みんなで先生に「もう一度走らせて」とお願いしたら、「体育祭の後ならいい」と言われたので、終わってから1年生女子で、もう一度リレー。
 
 その子をアンカーにして、みんなでゴールテープを切りました。「みんなのおかげで走れてよかった!」とその子。感動して泣きゆう子もいました。(高知市の中1女子)


【お姫様だっこ!】
 ■体育祭が終わって、みんなが帰ろうとした時、グラウンドがざわついた。中3のカップルが、お姫様だっこしてたんです!
 
 付き合いゆうみたいながやけど、みんなの前ですよ。盛り上がったとはいえ、中学生にはちょっとね。
 
 確かに、いい雰囲気の2人やと思う。先生も笑顔やった。え、憧れ?。実は…ある。(高知市の中1女子)


【最悪から爆笑へ】
 ■全種目が終わって、うちら白組は、みんなで円になって集まりました。実は白組は何も賞を取れず、最下位。3年生は泣くし、雰囲気は最悪。
 
 その時、いつもは静かなキャラの、ある3年生の男子が「アディダス、アシダス…」と一発ギャグ。
 
 空気変わって、爆笑で体育祭を終われました。(高知市の城西中2年女子)


【1番の理由は…】
 ■クラス対抗の4人5脚。朝7時40分から30分、2週間ぐらい自主練した。おかげで、本番はぶっちぎりの1番!
 
 担任の先生は目頭を押さえてました。男泣き、見逃しませんでしたよ。(高知市の城北中1年男子)


【綱、引き疲れて】
 ■体育祭は雨。体育館でやった。競技はなんと、クラス対抗の綱引きだけ。
 
 中高一貫校で、中学校は高校より生徒が少ないき、すぐに終わった。高校は続きゆうし、中学はどうしようとなって、順位に関係のない綱引きを何回もやった。強ければいいろうけど、私のクラスは1年にも負けるくらい。
 
 結局5、6回綱を引いたろうか。引き疲れで、何を勝負しゆうか分からんなってきた。(高知市の中2女子)


【私は訴えたい!】
 ■体育祭、9月中旬の開催は、ちょっと暑すぎやないろうか。練習も午後が多くて、さすがにクラクラする。本番では、暑さでしんどくなった女子がおった。
 
 秋はイベントが多くて、先生が大変なのは分かる。だからここで提案! 10月にやる合唱祭と、体育祭を入れ替えるのはどうでしょう? 10月なら涼しいはず。
 
 私は来年、高校生やき関係なくなるけど、未来の子どもたちのため、私は訴えたい?(高知市の中3女子)


【2位の気持ち…】
 ■男子の100メートル走で、「なめプ」された。「なめプ」知らんが? もうー。「なめたプレー」の略ですよ。
 
 具体的にいうと、1位の選手がゴールテープの前で、後ろを振り返りながら減速して、「え、2位、まだ来てないが!?」みたいなおどけた顔をしたんです。
 
 2位は僕。確かに、1位は同じ部活で足が超速い子。でもこれ、スポーツマンシップ的にどうでしょう? 女子に分かってほしいのは、最後まで一生懸命なヤツが格好いいということ!
 
 っていうても、僕の負け犬の遠ぼえ? 女子を意識し過ぎ?

 来年は1位、狙いますよ!(高知市の西部中2年男子)


【夢中で奪い合い】
 ■体育大会って、人の意外な面が見られるんですね。
 女子4、5人で、タイヤを自分の陣地に引っ張っていく「タイヤ奪い」でのこと。「ギャー」とか奇声を上げながら、なりふり構わずタイヤを取り合う姿に、「えー? こんな子やったっけ!?」って、思ってしまいました。
 
 女子たちは、「勝つためには当たり前」って言ってましたけど…。(芸西村の芸西中3年男子)

カテゴリー: 教育こども高知新聞子育て教育


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