2016.02.17 13:13

文科省が高知FDの体験キャンプを表彰 「地域に貢献」

 文部科学省の「青少年の体験活動推進企業表彰」が2月16日発表され、四国アイランドリーグplusの高知ファイティングドッグス(FD)が毎年、小中学生を対象に開くサマーキャンプが審査委員会奨励賞を受賞した。球団は「地域貢献として進めている事業が評価されうれしい」と喜んでいる。

 表彰は、企業が社会貢献の一環として18歳以下の子どもや親子を対象に行った体験事業を全国公募し、2015年度は前年度の倍近い約120社が応募した。奨励賞は文科大臣賞(2社)、審査委員会特別賞(5社)に次ぎ、高知FDは他の25社と共に受賞した。

 キャンプは高知FDが高岡郡越知町をホームタウンとした10年にスタート。町内の自然を生かし、選手らとの触れ合いを通して子どもたちにチームのファンになってもらおうと企画された。共催の町が宿泊場所や交流施設を用意し、公募した子どもたち十数人が、仁淀川の川遊びなど盛りだくさんのメニューを1泊2日で体験する。

 内容を決めるのは、高知FDがインターンシップとして受け入れた大学生の仕事だ。その“1期生”として運営に携わった花谷みずきさん(26)=千葉市=は「あまり野球と関係ない仕事で最初は驚いた」と言うが、「子どもたちが楽しめるよう、精いっぱい知恵を絞った。球団が地域に根差す努力の方法を学べた」と振り返る。

 花谷さんは現在、千葉ロッテマリーンズ球団職員で、地元小学生との交流事業などを手掛ける。「NPB(日本野球機構)でも地域密着は大きなテーマ。FDでの経験が役立った」と感謝する。

 選手として交流活動を体験している高知FDの梶田宙社長(33)は「子どもたちと触れ合う中で、素直に『喜んでもらえる』ありがたさを味わえた。キャンプをきっかけにFDを応援してもらえるよう、今後も発展させたい」と話している。

カテゴリー: スポーツ社会主要


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