2019.10.23 08:36

大相撲安芸場所に1700人酔う 栃煌山、豊ノ島に声援

白鵬関、鶴竜関の横綱対決で締めくくった大相撲安芸場所(安芸市桜ケ丘町の安芸ドーム=佐藤邦昭撮影)
白鵬関、鶴竜関の横綱対決で締めくくった大相撲安芸場所(安芸市桜ケ丘町の安芸ドーム=佐藤邦昭撮影)
 迫力の取組に大興奮―。大相撲巡業安芸場所が22日、高知県安芸市桜ケ丘町の安芸ドームで開かれ、約1700人の観客が人気力士たちの熱戦に酔いしれた。

 安芸市での大相撲巡業は11年ぶり。この日は安芸市出身の栃煌山関や豊ノ島関(宿毛市)が郷土の土俵に上った。白鵬関、鶴竜関の両横綱や大関陣もそろい踏みし、会場を盛り上げた。

 力士が禁じ手をユーモラスに紹介する「初っ切り」では、まげをつかんで投げたり、口に含んだ水を吹き掛けたり。会場から大きな笑いが起こっていた。

 相撲甚句や髪結い、綱締めの実演も行われ、両横綱の土俵入りでは力強い所作に会場から「おー」と地響きのような声。四股を踏むたび、「よいしょー!」と声が掛かっていた。

 取組では安芸市出身の朝乃丈が勝利。豊ノ島関は琴奨菊関と、栃煌山関は朝乃山関と対戦し、ともに白星を収めた。

 来場所の十両転落が濃厚な栃煌山関は「久しぶりに地元の皆さんの前で相撲を取れて良かった。声掛けや応援は力になる。調子を上げて、上に戻れるように頑張りたい」。

化粧まわしを締めた力士がぐるりと輪を描いた幕内土俵入り(写真はいずれも安芸市桜ケ丘町の安芸ドーム)
化粧まわしを締めた力士がぐるりと輪を描いた幕内土俵入り(写真はいずれも安芸市桜ケ丘町の安芸ドーム)
 来場所、十両で再出発する豊ノ島関は「高知巡業は特別。どうしても出たかった。思い切って自分の相撲を取れば成績も付いてくる」と巻き返しを誓っていた。

先場所けがで休場後、この日再スタートを切った豊ノ島関(右)はライバル琴奨菊関と対戦
先場所けがで休場後、この日再スタートを切った豊ノ島関(右)はライバル琴奨菊関と対戦
大相撲安芸場所 力士間近で観客大満足

11年ぶりの地元巡業に臨んだ栃煌山関。大銀杏の髪結いを披露した
11年ぶりの地元巡業に臨んだ栃煌山関。大銀杏の髪結いを披露した
 安芸市で22日、大相撲安芸場所が11年ぶりに開かれた。いつもはテレビの向こう側にいる力士たちが、会場のそこかしこをうろうろ。「あっちに白鵬がおるでー」「炎鵬やあ。サインもらいに行こう」。間近で感じる力士の迫力、魅力に観客は笑顔いっぱい。地元出身力士が登場すると「とちおーざーん!」「とよのしまー!」と愛情たっぷりの声援が乱れ飛んだ。

白鵬関が厳かに土俵入り。会場からは「おおー」とどよめきが上がった
白鵬関が厳かに土俵入り。会場からは「おおー」とどよめきが上がった
 (写真・佐藤邦昭、文・森部智成)

カテゴリー: スポーツ安芸

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