2019.10.21 08:35

ごろごろユズの滝 日本一の生産量を誇る安芸市 搾汁始まる

搾汁作業が始まり、集められたユズ(安芸市のJA安芸ユズ加工場)
搾汁作業が始まり、集められたユズ(安芸市のJA安芸ユズ加工場)
 ユズ玉ごろごろ、滝のごとし―。高知県安芸市東浜のJA安芸ユズ加工場でこのほど、ポン酢など加工品向けの搾汁作業が始まった。12月上旬まで続き、ユズ玉約4600トンから搾り取った約千トンの果汁が出荷される予定。
 
 JA高知県安芸地区ユズ部会は、県東部8市町村の922人が約280ヘクタールで栽培しており、日本一の生産量を誇る。果汁はポン酢やジュースなどに、皮は化粧品や入浴剤の香料に使われる。
 
 17日は安芸市で収穫された約30トンのユズ玉が加工場に集まった。計量を終えた後、フォークリフトを使って機械に投入。鮮やかな黄色の“滝”が、辺りにさわやかな香りを漂わせた。自動で洗浄、搾汁、皮の除去が行われ、出荷用の袋に充塡(じゅうてん)されていった。
 
 搾汁は11月にピークを迎え、多い日にはユズ玉150トン近くを加工するという。生産者の小松正博さん(65)は「今年は裏年だが生産量もそれほど落ちていない。鍋のシーズンに独特な香りを楽しんでもらいたい」と話していた。(森部智成)

カテゴリー: 社会安芸

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